兎好き部下さんと斎藤シリーズ

ラビット病
人生最悪の日
兎さんと私
彼女の彼
嫉妬の香り
 
'04年8月〜'05年7月拍手小説より
あなたと私の12ヶ月
 蒼紫ドリームの『他人行儀シリーズ』でのライバルが文鳥のちぃちゃんであることに対抗して、斎藤のライバルは兎で如何なものか、というご意見を戴いたのがきっかけで始まったドリームです。
 実は8月拍手の“夕立”が第一話で、拍手のみの展開のつもりだったのですが、上記のご意見を戴いたので拍手主人公さんをそのまま流用いたしました。拍手と短編が平行して進んでいるのは、このためです。ややこしいつくりですみません(汗)。
 妄想好きで、兎並みの知能ではないかと思われるような単純な性格の主人公さんは、書いていて楽しかったです。多分、今までの主人公さんで一番楽しかったんじゃないかなと。なかなか進展しなくて、手を繋ぐだけでもドキドキっていう純愛路線は、こっ恥ずかしいけど、良いですねぇ(笑)。
 ところで、一年通して書いて気付いたんですけれど、結構この主人公さん、駆け引き上手っていうか………。積極的にぐいぐい押しているだけかと思いきや、誘い受けをしてみたり、果ては同僚を使って斎藤に焼き餅を焼かせてみたり、天然の策士です(笑)。何気に斎藤の方が振り回されてるっぽいしな。やるなあ、兎部下。
 ほっぺにちゅうをクリアして本格的な恋人になったところで、このシリーズは一旦終了。次は“お付き合い編”になります。
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