上司と部下な斎藤と主人公さんシリーズ

　既婚者設定斎藤ドリームです。昔の恋人と再会して―――――というメロドラマ的設定から始まったのですが、何故か途中からコントになってしまいました。まあ、最後はメロドラマになれた（？）ので良かったですけど。
　考えてみれば、ちゃんと時尾さんが登場したのは、このドリームが初めてです。イメージでは、時尾さんは貞淑で節度があって、面と向かって強い意見は言わないけれど、でも内に秘めた強さがある人です。いわゆる、“古きよき時代の女性像”が時尾さんです。ま、そういう人じゃないと、斎藤と夫婦なんてやってられないだろうな。
　そして、凄く影は薄いですけど、石岡君は心の広い旦那様です。主人公さんにベタ惚れで、いつも妻を中心に考えてくれて、それでいながらちゃんと手綱を握っているという。自由にさせてもらいながら、主人公さんがかかあ天下になりきれないのは、石岡君が密かに手綱を引いているんですね、きっと。………やるなあ、石岡（笑）。
　しかし考えてみれば、結婚しても昔の恋人に会い続ける二人ってどうよ？　現実にこんなことやられたら、家族会議ものですね（苦笑）。