詳細を解せぬ兵器図うづたかく焼きし記憶の八月が来る

 斎藤が帰ってきた。
 怪我で暫く休んでいたようだったが、斎藤は何も言わない。本人が黙っているのなら、が知る必要のないことなのだろう。
 京都から戻っても事後処理があるらしく、斎藤は殆ど執務室にはいない。代わりに張と名乗る若い男がたまに出入りするようになった。どういう経緯があったのか知らないが、斎藤の部下になったらしい。しかし正職員というわけではないらしく、なんとも奇妙な男だ。
 存在も奇妙だが、何より見た目が奇妙である。どういう仕掛けになっているのか分からないけれど、竹箒のように髪が逆立っているのだ。色も何となく竹箒っぽい。正職員ではないとはいえ、よくもまあ斎藤もあんな奇抜な男を部下にしたものである。
「あ〜、もぉしんどいわぁ。お姉ちゃん、茶淹れて」
 張も外回りをしているらしく、たまにこうやって執務室に来ては、に茶を要求するのだ。やる気を全く感じられないだらけた態度で、本当に仕事をしているのだろうかとはいつも疑っている。
 だが、見た目はゴロツキのようでも、斎藤が使っているくらいだから、の知らないところでは多分きちんとしているのだろう。此処に来ているのは休憩なのだと思う。
 そう考えると、いつもきちんとしている斎藤は、いつだらけているのだろう。
「お姉ちゃん、お茶」
「あ、はい」
 もう一度言われて、は慌てて茶の用意をする。
「………どうぞ」
 失礼とは思いながらも、茶を出すの視線は竹箒のような髪の毛だ。こんな頭は見たことが無いから、ついまじまじと見てしまう。
「何や?」
 露骨に見すぎてしまったらしく、張が怪訝そうに尋ねる。別に気を悪くした様子は無いようだ。
 気を悪くしてはいないとはいえ、やはりは慌てた。相手は斎藤がわざわざ京都から連れてきた男なのだ。粗相があって斎藤の印象を悪くしてはいけない。
「あ、いえ、その………斬新な髪形だと思って………」
「ああ、これか?」
 張は自分の頭を指してにやりと笑う。
「これはな、あのオッサンにコキ使われて怒髪天を突いとるんや。腹立つとホンマに髪が逆立つんやなぁ」
「そうなんですか?!」
 こんな長い髪が毛先まで立つなんて、凄い。も血管が切れるかと思うくらい腹を立てることはあるけれど、髪が逆立ったことは一度も無い。“怒髪天を突く”というのは喩えだと思っていたが、本当に立つことがあるとは思わなかった。
 四六時中逆立っているということは、きっと張は常に斎藤に対して腹を立てているのだろう。斎藤は仕事熱心なだけで、悪い人間ではないのだ。これは誤解を解いておかなくては。
「警部補は厳しい人かもしれないですけど、本当はとっても優しい良い人なんです。張さんが忙しいのも、きっと信頼して仕事を任せているからだと思いますし――――――」
「お姉ちゃん、あのオッサンに騙されてるわ」
 の必死な説得も、鼻で嗤われてしまった。張は続けて、
「あのオッサンはなあ、そりゃもう陰険で根性がひん曲がってて、人を人と思わん冷血漢で――――――」
「ほーぉ、それで?」
 いつからいたのか、入り口に斎藤が立っていた。別に怒っている風でもなく、張を冷ややかに見ている。
「そんなに不満なら、ブタ箱に戻してやろうか」
「あ、いや、冗談ですって。このお姉ちゃん、素直やからどこまで信じるかな〜って」
 張はいきなり低姿勢になって弁解するが、斎藤はもう聞いていないようだ。の方を見て、
「こいつの頭はにかわで固めてるんだ。腹が立っても逆立ったりはせん」
「そんなわけあるか!」
「暇そうだな。一寸手伝え」
 張が怒鳴っても完全無視である。まるでこの部屋にはしかいないような態度だ。
 外でもこの調子なら、張も地味に苛々が溜まりそうだ。髪が逆立つのは冗談にしても、白髪は生えそうである。
 そういえば髪の色も薄いし、ひょっとして総白髪になる前兆ではないかと、は少し心配になった。





 斎藤に連れて行かれたのは資料室だった。先日の事件の資料を全て裏庭へ運び出すのだという。
「正面口じゃないんですか?」
 念のためには訊いてみる。
 捜査資料を外に出すのは、他の警察署に送る時くらいなものだ。しかも全てとなると、馬車で運ぶものだろう。裏庭へは馬車は入れない。
「ああ。事件に関するものは全て焼却処分だそうだ」
 早速箱を抱えて、斎藤は答える。
「焼却?!」
 捜査資料は事件解決後も厳重に保管されるのが通例だ。焼却処分だなんて聞いたことがない。
 今回はいろいろと特殊な事件だと市子から聞いてはいたけれど、こんなところまで特殊だとは。資料を焼却したら、書類上はこの事件は無かったことになってしまうではないか。
 そういえば今回の事件は、新聞にも載っていなかった。市子の話では、今回の事件は内務卿暗殺も絡んでいるという。そんな大事件が解決したのに、誰も話題にしないなんて変だ。
「この事件、無かったことにするんですか?」
 新聞にも載らない、資料さえも残さないなんて、この事件が誰かにとって都合の悪いことなのだろう。“誰か”というのは個人ではないのかもしれない。
「“無かったことにする”じゃなくて、“無かった”んだ」
 斎藤はの方を見もしない。どんな顔をしているのか判らないが、声はいつもと同じで、斎藤自身はこのことに納得しているようだ。
 怪我して帰ってきて、何か評価されたわけでもなく、事件そのものまで消されて、それで斎藤は良いと思っているのだろうか。大事件だったはずのものを誰にも知られることもなく揉み消されるなんて、だったら納得できない。
「警部補はそれでいいんですか?」
 自分で思っていた以上に、の声は非難めいたものになってしまった。
 斎藤は以前、“この国の治安を守る”と言っていた。解決済みとはいえ、誰かにとって都合の悪い事件を揉み消して、それで治安を守っていると言えるのだろうか。
 けれど、斎藤は相変わらず淡々と、
「これが一番いい落としどころだ」
 それだけ言うと、箱を抱えて出て行った。





 箱の中の資料を、次々焼却炉の中に投げ込んでいく。それぞれ封筒に小分けされているか、中身は見るなと言われたから、内容の確認はしない。
 斎藤が解決した事件が何だったのか、も知りたかった。部下として働いているのに何も教えてもらえないなんて、信用されていないのかと悲しくなる。
 事件の内容どころか、出張先ですら、には直接教えてもらえなかったのだ。市子がいなければ、本当に何も知らないままだった。斎藤が新しく関わっている仕事のことも、やはり教えてもらっていない。新入りの張ですら手伝っているのにだ。
「これで最後だ」
 そう言って、斎藤が箱を地面に下ろした。
「そっちも捗っているみたいだな。それが終わったら今日は帰っていいぞ」
 その言葉に他意は無いのだろうが、今のには厄介払いのように聞こえる。この後も斎藤と張は仕事をするのだろう。自分だけ仲間外れみたいだ。
 自分なりに頑張っているのに、新入りより頼りにされていないのかと思ったら、悔しくて涙が滲んできた。
「どうした? 煙が目に沁みるなら代わろう」
 いつもは碌になんか見ないくせに、どうしてこんな時だけ気付くのだろう。斎藤は全く悪くないのだが、そんなところにもは腹が立つ。
 が持っている封筒の束を取ろうとする斎藤の手を振り払って、
「いいです! どうせ私はこんなことしかできませんから!」
 大声で言ってしまった後、はますます惨めな気分になった。事件とは関係ない雑用しか任せてもらえないくせに腹を立てることだけは一人前で、これでは斎藤が仕事を任せる気になるはずがない。
 はしっかり者でも有能でもないし、市子に手を回してもらってやっと斎藤の部下にしてもらえた程度の人間だ。斎藤自らが連れてきた張とは全然違うことくらい解っている。それでも、どんな小さな仕事でもいいから、斎藤と一緒に事件を解決したかった。
「張さんみたいに信頼してもらえないかもしれないですけど、私だって警部補のお仕事を手伝いたいんです。だから――――――」
「何言ってんだ、お前?」
 いきなり大きな声で熱く語られて、斎藤は驚いた顔をした。
「あのホウキ頭よりは信用しているつもりだったんだが」
「だって、張さんは捜査も任されてるし――――――」
「嫁入り前に怪我でもしたらどうする。お前にはお前に合った仕事を任せてる」
「だって………」
 の仕事は書類の管理だ。それすら見せてもらえないものもある。大きな事件になればなるほど、見せてもらえない書類は増える。
「口が堅くて余計な詮索はしない。見るなと言ったものは絶対に見ない。今だって、俺がいない間もその封筒の中は見てないだろ。そういう奴にしか資料の管理は任せられん」
「あ………」
 は持っていた封筒に目を落とした。
 中身が気にならないとなった嘘になる。斎藤がいない隙に少しだけ、と思わないではなかったが、見なかったのはこれを知られたら彼の傍にいられなくなると思ったからだ。機密書類だから見なかったわけではない。
 斎藤は続けて、
「お前が昼飯を一緒に食ってる、あー……人事のあいつ。詮索好きなのは署内の情報収集には向いているが、うちのような仕事には向かん。ホウキ頭も書類を勝手に持ち出しかねないからな。お前が書類管理なのは適材適所というやつだ」
 市子のことも知っていたのかと、は驚いた。しかも性格まで把握しているようだ。接触の無い他部署の人間のことを、どうして知っているのだろう。
 それより、市子の事を詳しく知っているということは、が斎藤の部下になった経緯も知っているのではないだろうか。最初からの下心を知っていたとしたら、今更ながら恥ずかしい。
「あっ……あのっ、私、警部補のお役に立ちたくて、いっちゃんに頼んだのも下心とかそういうのじゃなくて! だから別に疚しい気持ちじゃなくて――――――」
 真っ赤になって弁解するが、これでは下心だけで異動してきたと宣言しているようなものだ。焼却炉には封筒ではなく、自身を投げ込みたい。
 あたふたするの様子が余程可笑しかったらしく、斎藤は笑って、
「志願してたとは知らなかった」
「………………っ!」
 盛大な自爆に、は本気で焼却炉に飛び込みたくなった。市子のことは知っていても、そこは知らなかったとは。
「わっ……私は………!」
「こんなところにわざわざ志願するなんて、お前も相当変わり者だな。ま、俺も他人ことは言えんが」
 そう言って、斎藤は煙草に火を点けた。そして煙を吐きながら、
「今回のことはお前も思うところがあるだろうが、誰かが始末をつけんといかん。誰もやりたがらないから、俺たちでやるしかないんだよ」
「………………」
 斎藤の静かな声に、の顔の熱がすうっと引いた。
 が来る前から、斎藤は“誰もやりたがらない仕事”を担当していたのだろう。これまで有耶無耶で終わった事件は、もしかしたら斎藤が解決したものなのかもしれない。
 警察に入ったからには、世間を騒がす大事件を解決して、華々しく新聞に取り上げられたいと、誰もが思うものだ。斎藤だってその気になれば、そういう事件に携わることができるだろうに、わざわざこんな仕事を選ぶなんて、何を思っているのだろう。
 署内では「藤田警部補の担当はいつも迷宮入りだ」と噂されていることを、は最近になって知った。何も知らない者から見れば、その評価は仕方のないことだ。今回の事件だって、そう言われてしまうだろう。
「でも、警部補の評価が………」
 事件を解決しても、誰かの都合で斎藤が無能だと思われるなんて、には許せない。斎藤が元新選組だからこんな扱いなのかと疑いたくなるほどだ。もし薩摩出身だったら、新聞にも華々しく取り上げられて――――――否、最初からこんな事件に関わらずに済んだかもしれない。
 明治も十年が過ぎたというのに、まだこんな嫌がらせがまかり通っているなんて。斎藤がどんなに世の中を良くしようとしても、幕府についていたというだけで新政府は一生許さないつもりなのだろうか。
 斎藤はきっと、黙って働いていればいつかは報われると信じているのだろう。だって報われてほしいと思っているけれど、きっとこの政府は無理だ。
 警察という組織も明治政府も、には太刀打ちできない相手だ。どんなに訴えたところで無視されるか、悪くすれば職を失うだろう。はあまりにも無力で、そんな自分が腹立たしい。
 やり場のない怒りに、はぎゅっと両の拳を握りしめる。斎藤に対する不当な評価も、都合の悪いことをもみ消そうとする政府も、それに対して何もできない自分も、何もかもが許せない。
 そんなを見て、斎藤は困ったように苦笑した。
「お前がそんな顔をすることはないだろう」
「警部補は悔しくないんですか?」
 こんな扱いに慣れてしまって、斎藤はもう何も感じなくなってしまっているのだろうか。何もかも諦めているのだとしたら、そんな斎藤を見ている方が辛い。
「別に。他の奴らは知らんが、俺は評価のために働いてるわけじゃない」
 強がりかと思ったが、斎藤の声はきっぱりとしている。きっとそれは本心なのだろう。
 短くなった煙草を捨て、斎藤は続けて、
「誰に何と言われようと、この国を守ったという事実は変わらん。それなら、それでいい」
 斎藤も、自分に関する噂は知っていたのだ。それに対して反論するわけでも弁解するわけでもなく、ずっと沈黙を守り続けていたのだ。
 言いたいことは山ほどあったと思う。が斎藤の立場だったら、きっと黙ってはいられなかった。今日までにさえ一言も言わなかったなんて、何という精神力なのだろう。
「立場は違ったが、この国を良くしようとして死んでいった仲間のためにも、この事件は俺が始末をつけたかった。だから、周りの奴らの評価なんぞ不要だ」
 きっとそれは、新選組のことを指しているのだろう。いつだったか斎藤は、自分の仕事は今も昔も変わらないと言っていた。
 もしかしたら斎藤は、新政府のためでも警察のためでもなく、昔の仲間のために働いているのかもしれない。だから、警察の評価なんてどうでもいいのだろう。
「警部補って、何ていうか……信念があって格好いいと思います。私には何も無いから………」
 もっと気の利いたことを言いたかったが、にはこれが精一杯だ。
 斎藤はきょとんとしたが、すぐに何か考えるようにしみじみと、、
「女に“格好いい”なんて言われたのは何年ぶりだろうなあ………」
「あっ! いや、あのっ………!」
 は慌てて口を押さえた。
 うっかりとんでもないことを言ってしまったような気がする。しかし否定したら、それはそれで気まずいことになりそうで、何とも言いようが無い。
 何か上手いことを言わなくてはとは思うけれど、何を言っても余計なことを言ってしまいそうな気がする。最近、妙に調子がいいから忘れていたが、余計な一言を言ってしまうのはの得意技なのだ。
 が黙り込んでいると、斎藤は一寸考えるような顔をして、
「お前にも何かあると思うぞ。何も無い人間なんていない」
「何かって、何でしょう?」
「………………」
 お世辞でも何か言ってくれるかと思いきや、斎藤は無言で箱を開け始めた。とりあえず言ってみただけだったらしい。
 まあ、そんなことだろうとは思っていた。斎藤と違って普通に生活しているに信念だの何だのが無いのは、自分でもよく分かっている。ここは黙って聞き流しておくべきだったか。
 微妙な空気になってしまったので、も仕方なく自分の作業を再開させる。と、斎藤が口を開いた。
「ああ、そうか………」
 何に対して納得したのか分からないが、斎藤が何かすっきりしたように呟いた。
「どうしました?」
 箱の中に何か新しい発見でもあったのかと、は尋ねる。今更何か発見があったとしても資料は殆ど燃やしてしまったのだから、もうどうしようもないのだが。
「いや、前に似たようなことがあったと思ってな」
「似たようなこと?」
「俺がお前くらいの頃、こうやって書類を燃やしたことがあった。何が書かれていたのかは知らん。見るなと言われていたし、どうせ見たところであの頃の俺には解らんかっただろう」
 きっと新選組時代の話なのだろう。斎藤の声はいつもと変わらず淡々としているが、どことなく懐かしげだ。
 書類を燃やしたのは京都を離れる頃の話なのか、それとも会津戦争の頃の話なのか。若い頃の斎藤が何を考えながら中身の解らぬ書類を燃やしていたのか、は想像してみる。
 箱から封筒を出す手を止めず、斎藤は言葉を続ける。
「そんなものを俺一人に処分させるなんて無用心だとは思ったが、どうせ見ても解らんから油断してるんだろうと思ってた。だが、違ったんだな。今解った」
「何がですか?」
「油断してたからじゃなかったんだなあ。あ、そういえば俺もあの人と同じ歳か。歳取ったなぁ………」
 最後の方は完全に独り言だ。もしかしたら、最初からに聞かせるつもりはなかったのかもしれない。
 “あの人”というのは多分、斎藤に書類の処分を命じた上司なのだろう。どんな人物なのかは解らないが、斎藤の口調では慕っていたようだし、きっといい上司だったのだろうと思う。そして多分、その上司も斎藤を信頼していたのだと想像する。
 当時と同じ状況で当時の上司の気持ちが解ったというのは、斎藤もを信頼していると受け取ってもいいのだろうか。口が堅いというだけでなく、当時の上司が斎藤に対するものと同じ種類の信頼だったら嬉しい。
 は剣術もできないし、密偵の仕事もできないけれど、違う形でなら斎藤を支えることができると思う。そしてが斎藤と同じ歳になった時、彼と同じことを誰かに言えるようになりたい。
「これが終わったら、カキ氷でも食って帰るか」
「へ?」
 斎藤の提案に、は間抜けな声を出した。
 この後も斎藤は残業をすると思っていたが、一緒に帰るつもりらしい。しかも、一緒に寄り道だ。
 カキ氷なら、ちゃんと席のある店だろう。今まで立ち食いで落ち着いて話す雰囲気ではなかっただけに、これは大きな進歩である。大袈裟だけど逢引みたいだ。
 席がある店なら、普段は話せないことをいろいろ話したい。昔の話が出たから、斎藤の若い頃の話とか、彼のことを沢山知りたい。今ならにも昔のことを話してくれるような気がしてきた。
「じゃあ、大急ぎで片付けちゃいますね」
 この後のことを考えると、今から浮かれてしまう。暑いのも忘れて、は残りの封筒を気前良く焼却炉に投げ込んだ。
<あとがき>
 志々雄事件が新聞に載ったという描写はないけど、結局どうなったんでしょうね、あれ? あと、斎藤には報奨金とか特別手当とかあったのか気になるところです。
 斎藤とカキ氷、似合うんだか似合わないんだかよく分からない組み合わせだ(笑)。当時のカキ氷といったら、みぞれか金時ですかねぇ。
 明治二年に発売されたアイスクリームは現在の価格で一人前八千円程度。カキ氷も高級品だったのではないかと思うのですが、斎藤、奮発したなあ(笑)。
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